ノウハウ

ビジネスチャンスの見極めに役立つ「SWOT分析」とは?簡単に解説

2018/1/12

会議の光景

あなたのお店に戦略はありますか?
不安な方はSWOT分析をしてみましょう!

SWOT分析とは、経営戦略の立案に役立つフレームワークの一つです。今回はそんなSWOT分析を簡単にご紹介します!

SWOT分析とは

SWOT分析では自社の現状と、競合他社やトレンドの流れを明確化したうえで、それらを比較していくことがポイントになります。

SWOTは以下の4つを表し、S・Wが会社の内部要因、O・Tは外部要因になります。

  • Strength:強み
  • Weakness:弱み
  • Opportunity:機会
  • Threat:脅威

SWOT分析で明らかにすること

スマホを眺める男性

Strength(強み)Weakness(弱み)では、自社が抱える改善点や課題、自信をもって提供できるサービスを洗い出して理解を深めていきます

Opportunity(機会)Threat(脅威)では市場や社会状況など、自社ではどうにもできない、いわば不可抗力の事象をあぶりだしていきます

SWOT分析の手順

それでは実際にSWOT分析の手順についてみていきます。

(1)各項目を分類する

PCを眺める女性2人

まずは内部要因、外部要因を洗い出していきます。

内部要因であれば、品質、マネージメント、価格、コスト、顧客サービス、インフラなどが挙げられます。

外部要因であれば、業界のトレンドや経済状況、競合ライバル社の動向、もっと大きな視点であれば、政治や法律なんかも関わってきます。

3C分析や4P分析など、他のフレームワークを使ってもいいですね。

◆関連記事

(2)仮説を立てる

ざっと洗い出したら、次は仮説を立てていきます。

なぜ仮説を立てるのか、理由は2つあります。

  • 各項目を本当にSWOT分析に利用できるかの見直し
  • 他にモレのある項目がないかのチェック

そして、仮説はいくつでも挙げてみましょう!

仮説の段階では、事実と異なる結果になっても大丈夫です。

仮説を立てたら次に進みます。

(3)外部要因の調査

面談中

必要な項目がまとまったら、まずは外部要因から分析をしていきます。

外部、つまり競合他社やトレンドの動向です。

自社の経営状況はこうした外部の影響を受けての結果ですので、まずは外部要因から調査・分析することになります。

(4)内部要因の調査

最後に内部要因の調査です。

自社の強みと弱みを、競合他社と比較したり、顧客のニーズに合っているかをしっかり確認していきましょう。

その際に気を付けたいのが主観的にならないということです。

いろんな人の意見を取り入れるなどして、より精度の高い分析結果にしていきましょう。

まとめ

SWOT分析はいかがでしたか?

この他にもビジネスのフレームワークはまだまだあります!うまく活用して、よりよい戦略を立てていきましょう。

◆あわせて読みたい!

-ノウハウ
-,