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【弱者が強者に勝つ!】ランチェスターの法則でいざ下剋上!

2018/3/15

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ランチェスターの法則ってご存知ですか?

元は軍事戦略に用いられていたものですが、ビジネスで大企業、中小企業がそれぞれ勝ちに行くための戦略として応用できるため、さまざまな分野で用いられています。

今回はこのランチェスターの法則をわかりやすく解説していきます!

 

ランチェスターの法則概要

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ランチェスターの法則が生まれたのは第一次世界大戦の頃。

戦闘機のエンジニアであったイギリスのF・W・ランチェスターが編み出した法則です。

ランチェスターの法則には第一法則と第二法則の2パターンがあり、ビジネス分野では第一法則を中小企業が勝つための戦略、第二法則を大企業が勝つための戦略としています。

 

ランチェスター第一の法則

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ランチェスター第一の法則は一騎打ちの法則と呼ばれ、軍事戦では接近戦のイメージです。

弱小軍の兵士が槍を持って強い軍の兵士と一騎打ちをします。

軍単位で見ると強く感じますが、個人であれば意外と大したことなかったりするので、弱い軍の兵士でも勝ち目はあります。

これをビジネスに応用して、計算式に表すと以下のようになります。

 

戦闘力(営業力)=武器効率(商品力)×兵力数(販売力)

 

ランチェスター第二の法則

ランチェスター第二の法則では、大企業の力の差が歴然とします。

イメージは遠隔戦です。

接近戦では槍が例に出ましたが、遠隔戦では槍より高価な銃や大砲を使います。

計算式に表すと以下のようになります。

 

戦闘力(営業力)=武器効率(商品力)×兵力数(販売力)の2乗

 

遠くから広い範囲に攻撃できるため、単純に兵力は2乗となる計算です。

 

弱者が強者に勝つためにはランチェスターの法則を応用しよう!

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第一の法則も第二の法則も、どちらも兵力数が多い方が常に有利に働きます。

とくに、第二の法則では兵力数が2乗になるので、単純に販売力が10なら100になるため、圧倒的に強者優勢になります。

これでは弱者に勝ち目がありません。

 

では、弱者は強者に勝てないのかというと、そんなことはありません。

第二の法則では無理に等しいですが、第一の法則を用いて質を高めれば、勝つ可能性は高まります。

 

そのための3つの原則が以下になります。

 

  • 奇襲の法則(局地戦)
  • 武器の法則(武器効率=商品力を上げ、兵力=人員、店舗の比以上に向上させる)
  • 集中の法則(局所を優勢にするよう、兵力を集中させ、1つずつ撃破していく)

 

例えば、全国展開のチェーン店は商品力も兵力も圧倒的です。

そんな強敵に勝つためには、地域密着型の店舗にして商品や接客の質を高めることで、その地域では勝ちに行ける確率も高くなるのです。

 

ランチェスターの法則まとめ

ランチェスターの法則はいかがでしたか?

この法則を応用すると店舗運営の戦略が立てやすくなってきます。ぜひ学んで実践してみてくださいね!

 

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